推しには幸福でいてほしいだけのはず
推しと言っていいのだろうか。
好きな舞台で、好きになってしまったキャラクターがいた。
その演者の出る作品を追うようになって一年足らず。ご存知のように感染症の流行で今年はほとんど舞台が上演されておらず、だから実際に追いかけたのもわずか。
好き、と言えるのだろうか。まだ何も知らないも同然。好きになってしまったキャラクターの演者であった、というだけ。
SNSを追って、配信にも通い、ファンクラブに入ってあれこれと活動してはいるけれど、これってなんなんだろう。
別にこんなことしなくてもいいはずだ。
でもファンがいる、待ってる、てことを伝えたくてやってる(傲慢だ)。
ただ待つだけになりたいし、ただ遠くからその人の幸福を願うだけの雨みたいになっていたいだけなのに。
また舞台のある日々に戻るまで人として人間のファンをやって生きなくてはいけない。苦しい。つらい。こんなはずじゃなかった。
人間を相手にしていることだしお金も使うことなのでいろいろ気になってしまう。そんなふうになりたくなかった。
先が見たいだけなんだよ。
……というような気持ちが吹き出したとき埋めにくるブログ、埋めにくる墓場です。
ダム子と申します。よろしくお願いします。